様々な樹木葬とメリット、デメリット
2021年1月6日
こんにちは!
佐賀樹木葬運営事務局、佐賀美石の川口でございます^_^
今回は「樹木葬とは?」「樹木葬はどの様な種類があるの?」という事を改めてご紹介いたします。
◼️樹木葬とは?
そもそも樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や花などを墓標とするお墓のことです。
樹木葬の発祥は1999年に岩手県の大慈山祥雲寺によってつくられたのが始まりで、ご遺骨のそばに樹木を植えていき、里山の緑化再生を兼ねたものでした。
一般の墓石や納骨堂と比べ費用が抑えられる点や、跡継ぎ不要で永代供養ができる事、また、宗派不問で自然の中で眠れると近年急増しているお墓のかたちです。
◼️樹木葬の種類
近年、様々な形態の樹木葬が誕生していますが、大きく二つの種類に分けられます。
それぞれの種類とメリット、デメリットをご説明いたします。
(里山型樹木葬)
里山型樹木葬は森や山などの里山に埋葬するタイプの樹木葬で、天然の自然に眠ることが出来ます。
里山型樹木葬のメリット
・自然の中で眠る事ができ、最終的には自然に還る。
・自然環境の維持保全に貢献できる。
里山型のデメリット
・山手にあるため、遠方でお墓参りが不便。
・一度埋葬したお骨は取り出せない。
・動物などに周辺を荒され、お骨を掘り出される可能性がある。
・墓地の管理が困難。
(公園型樹木葬)
近年誕生しているほとんどの樹木葬がこの公園型樹木葬で、里山型とはだいぶイメージが違います(当社が運営する佐賀樹木葬墓地も公園型樹木葬です)
公園型樹木葬のメリット
・管理がしやすく、景観が良い。
・骨室(墓石)が設けられている為、手を合わせる対象が明確である。
・比較的交通アクセスの良い立地に設立されている場合が多く、お参りがしやすい。
・寺院や霊園の敷地内にある為、安心感がある。
公園型樹木葬のデメリット
・里山型に比べ、費用が高い傾向にある。
・自然の中で眠る、というイメージではない。
樹木葬は以上のように、大きく2つのタイプに分けられます。
それぞれのメリット・デリメットや、何を優先するのか?という事をよく考えてどのようなタイプの樹木葬にするのかを判断される事をお勧めいたします。
以上、簡単ではありましたが今後の樹木葬選びに少しでもご参考になれば幸いです。
樹木葬、永代供養、墓じまいの事、ご相談お待ちしております^_^